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永田郁代 Ikuyo Nagata
ピアニスト/日本イザイ協会会長
Pianist /  President of Ysaye Society  Japan 




1952年北九州市出身。桐朋学園大学演奏学科ピアノ専攻在学中、フランスに渡りMarguerite Long、YvesNatの高弟子の一人であるLucetteDescavesのもとで研鑽を積んだ。大学卒業後は故郷北九州市に在住、19年間、同大学の分室講師を務めながら、クラシック名曲ギャラリーin北九州(小倉市民会館)、10人の巨匠を追って(北九州市響ホール)、ロマンティックX'masコンサート(門司港レトロ地区・田川郡)、美術館コンサート(田川市)、名曲をきく金曜日(宮崎県小林市)、病院コンサート(柳川市)、県内小中学校コンサート、福智町音楽祭など、テーマ性のあるシリーズ公演を長年に亘り企画して演奏をおこなう。また、故江戸家猫八、春風亭小朝、三田佳子と日本を代表する演奏家たちと共に、クラシック音楽の裾野を拡げるコンサート活動を全国各地で展開した。

​  2010年に開催されたショパン生誕200年記念「知られざるショパン」(東京)のコンサートに於いて、ショパンのピアノ曲「バラード第1番」をウジェーヌ・イザイが1914年にヴァイオリンとピアノ用に編曲した未出版の楽譜を米国議会図書館より入手して演奏、その後、自筆譜を校訂して「ヴァイオリニストたちが愛したショパン」楽譜集(著書)を世界初出版(全音楽譜出版社)。2014年同時にフォンテックよりCDリリース。2013-14年ブリュッセルのベルギー日本大使公邸およびワシントンの米国日本大使公邸、ニューヨークに於いて自身の演奏で披露、演奏会の模様はNHKTVニュース、ワシントンポスト、ワシントン共同など日米のメディアによって広く報じられた。 

​ 福岡県を拠点とする非営利団体日本イザイ協会を創立して、ウジェーヌ・イザイの音楽及びクラシック音楽の普及活動、ベルギー・日本をはじめ国際的な音楽文化交流や相互理解の促進に寄与している。

2015年ショパンとイザイのバラードについて演奏とレクチャーの両面から関連性を探るコンサート(東京)、2016年日本・ベルギー友好150周年記念公式催事「ベルギーの至宝・イザイ名曲コンサート」(福岡・ブリュッセル)、2017年バッハとイザイの無伴奏チェロ曲「ハ短調」をテーマにしたコンサート(東京)、2018年イザイ生誕160周年記念・イザイ音楽祭ジャパン(福岡・東京)でコンサート、パネルディスカッション、マスタークラスを企画構成、ベルギー大使館共催のもとで開催、2019年、ポエム・エレジアクのアレクサンドル・クニャーゼフチェロ編曲版、およびイザイ版に基づくショーソンの詩曲op.25室内楽編曲版を、編訂して日本イザイ協会より刊行した(世界初)。2019年より企画構成を担当する日本イザイ協会絆シリーズは現在まで好評を得て開催中である。



 

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